地震のメカニズム
地震とは、簡単に表現すると、地下の断層が急激にずれることで生じる振動のことです。
ここでは地震が発生するメカニズムや、地震の種類について説明しています。
地震はどうやって起こるのか?
地球の表面はいくつかのプレートが重なり合っています。
日本の場合、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、北米プレートという4つのプレートの4つのプレートが海面の下に存在しているのです。
日本で発生する多くの地震はこれらのプレートに異変が生じることで発生するのですが、その発生の原因によって名称が下記のように異なります。
陸側のプレート(ユーラシアプレート・北米プレート)の下に海側のプレート(フィリピン海プレート・太平洋プレート)が年に数cmずつ曲がりながら入り込んでいき、極限に達することで元に戻る力が働くために急激なずれが生じて地震が発生します。これをプレート境界型地震、海溝型地震といいます。
さらに、このプレートの内部で活断層と呼ばれる断層に異変が生じることでも地震が発生します。これを直下型地震、内陸型地震といいます。
次のページではそれぞれの地震の特徴や過去の地震などについて紹介しています。