家の中の台風対策マニュアル
台風によって電力や水道などの供給がストップしてしまった場合の食料や水分の確保。また、そんな中でケガや病気を発症した場合の対策など、あらゆるシチュエーションに対応できるような準備を行いましょう。
ここでは家の中の台風対策マニュアルをご紹介します。
家の中の台風対策マニュアル
台風による強い風や、その風で飛ばされてきた物によって窓ガラスが割れた場合、割れたガラスが飛散してケガを負ってしまう危険性があります。
そのような危険を防ぐためにも、窓ガラスは内側からガムテープなどを×印や格子状に貼り付け、割れたガラスの飛散を未然に防ぐようにしましょう。
また、電気の供給がストップしてしまうこともあるので、懐中電灯やロウソク、ライター、マッチ類を用意しておくようにします。その場合、テレビも当然見れなくなってしまうため台風の情報やや被害状況、避難指示などを把握できなくなってしまいます。正しい情報を得るためにも非常用ラジオと予備の乾電池も用意しましょう。
さらに、断水が生じたときのことも想定し、浴槽に水を貯めておきます。 保存水、非常食なども用意しておくと安心です。
これらを全て非常用持ち出し袋に入れておくと一度に用意でき、また持ち運びも簡単なので便利ですね。
また、集中的な雨を伴う台風の場合には家屋が浸水してしまうことも考えられるので、家具類を高い場所へ避難させておくようにしましょう。
家の中の台風対策チェック
窓ガラスをガムテープなどで補強する
非常用持ち出し袋の準備
浴槽に水を貯めておく
家具類を高い場所へ避難させる
避難指示が出た場合
台風が来る前に、自分の住む地域が指定されている避難場所を確認しておきます。
そしてテレビやラジオなどで自分が住む地域に避難指示が出た場合は素早く避難するようにしましょう。
避難のために家を出る際は、電気、ガス、水道など止めたかを確認し、戸締りをしっかり行い、所定の避難場所へ向かいます。
また台風の中、外を歩く場合は飛んできたものでケガを負ってしまうこともあるので、薄着は避け、ヘルメットなどで頭を守るようにしましょう。
万が一、家族が離れ離れになってしまうことを想定し、連絡手段や待ち合わせの場所などを事前に決めておくと安心です。
ちなみに、「避難勧告」は避難を促すもので、「避難指示」の場合は避難勧告よりも、より強く非難を願うものです。
どちらも強制ではありませんが避難勧告は避難指示よりも拘束力が強く、著しい危険が迫っているときに出されるものなので早急に指示に従うようにしましょう。