津波対策マニュアル
津波が発生した場合どのようにして身を守れば良いのか、また事前に準備しておくことはあるのかなど、津波対策マニュアルを掲載しています。
津波を防ぐ
津波を防ぐために様々な施設や設備があるのをご存知でしょうか?
津波対策のための施設・設備としては、津波の波力に耐えれる構造の「津波堤防」、津波の高さや波の力を抑制するための「防波堤」、津波の河口からの侵入を防ぐための「水門」などが挙げられます。
しかしこれらは津波の被害を完全に抑えれるものではなく、破壊力の強い津波では簡単にこれらの施設・設備を壊してしまうこともしばしば。
津波に対する情報や、津波が発生した場合の避難場所、取るべき行動などを事前にしっかり把握しておくことが重要なポイントとなるのです。
津波が発生したら
津波が発生した場合、テレビ、ラジオ、防災行政無線などによって津波の情報、避難する必要の有無などが伝えられます。
震度4以上の地震、または地震が長い時間続いたような場合は避難の指示がなくとも念の為に避難をしましょう。
海岸などにいる場合は素早く離れ、指定された避難場所へ避難します。
万が一、避難場所へ避難する時間が無い場合にはビルへ避難しますが、その際は鉄筋コンクリートで3階以上の高さがあるビルへ避難するようにしましょう。
自宅にいる場合に津波が発生した場合も同様に、指定された避難場所や高い場所へ避難します。
その際、下記のように必要になるであろうものをまとめた「非常用持ち出し袋」などを用意しておくと、避難した先で非常に役にたちます。
非常用持ち出し袋の例
保存水 | 非常食(火を通す必要のないもの) |
懐中電灯 | 乾電池(種類の違うタイプ |
ロウソク | マッチ・ライター |
軍手 | 靴下 |
タオル | ティッシュ |
ガムテープ | ポリ袋 |
防寒対策のブランケット | レインコート |
万能ナイフ | ハサミ |
救急絆創膏 | ガーゼ |
タオル | 常備薬 |
以上がオススメのグッズですが、その他にも、子供がいる、高齢者がいるなど各家庭の状況によって必要なものは異なります。
また、保存水や非常食、乾電池や薬など消費期限・使用期限のあるものは、期限をチェックしながら入れ替えるようにしましょう。